研修概要
コースコード | HS124 |
標準的日数 | 1日間 |
対象者 | OJTトレーナー(担当者)およびOJTトレーニー(受講者) |
申請可能PDU | 無 |
研修詳細
目 的 | 「OJTトレーニー(OJTを受講する新入社員)はもちろん、OJTトレーナーとして経験が浅い方も、OJTに対する不安や悩みはたくさんあります。その悩みの中に、「異なる世代の人とうまくコミュニケーションがとれない」、「つい遠慮してしまって訊きたいことがなかなか訊けない」、「お互い一生懸命なのに、プロトコルが合わずに意思疎通できない」、といったものがあります。 本コースでは、頭に思い描いたイメージやデザイン(思想、方針、設計 など)を第三者に的確に伝え、確実に情報共有を行うために必要なことがらを学習し、OJTトレーナー・トレーニー間におけるOJT活動の成果を高めるために必要なコミュニケーション・スキルについて体験的に学習します。 VRを用いた、新鮮、かつ記憶に残る体験を通して、OJTトレーナーとトレーニー間の心の垣根を取り払い、コミュニケーション上のプロトコルを合わせ、OJTを成功に導きましょう。 | |
学習目標 | 1.OJTトレーナーがOJTを的確に遂行するにあたり、必要な情報や内容をOJTトレーニーが受け取れる形で発信するためのテクニックを理解する。 2.OJTトレーニーがOJTを効果的に受けるために、OJTトレーナーが伝える情報をヌケ・モレなく聴き取り、必要に応じて効果的に質問をするためのテクニックを理解する。 3.OJTトレーナーとトレーニー間の緊張や遠慮を可能な限り払拭し、壁を取り払い、信頼関係を構築するための「はじめの一歩」となる場を構築する。 | |
研修内容 | 1.コミュニケーションの基礎理解 ・コミュニケーションとは ・知るということ ・情報を共有する ・情報を共有する方法 2.きき取る技術 ・相手の話を「きく」 ・「きく」ということ ・聴く ~積極的傾聴~ | ・訊く ~効果的な質問~ 3.伝える技術 ・適切な説明の3つの特徴 ・共通言語を持つ 4.総合演習~アニュビスの仮面~ ・アニュビスの仮面 演習 ・振り返りと分かち合い ・プロトコルシートの作成 |
備 考 | ※本コースは、必ずOJTトレーナー、トレーニーのペアで受講する必要があります。 【ご受講者の声】 ・実務においても「あたってるな」と感じる部分が多く、腹落ち感があった。 ・無意識のうちに(年齢の離れた相手との間に)距離感を感じて心配していたのだが、研修によって垣根がなくなり、話しやすくなったように感じた。 ・題材が取り掛かりやすく、意見を言い合える環境に適していた。 ・年の差もあり、少し不安だったが、お互いに改善や反省についてしっかりと意見が出し合えた。 ・演習を通じて講義の趣旨であるコミュニケーションの重要性をいたく実感した。 ・演習が「相手の目を見てコミュニケーションする」ようなものではなかったので、心理的に安心して取り組めた。 |